今回のキャンプでやったこと
・川で水をかけ合う
・川で泳ぐ
・川に飛び込む
・虫・生き物をとり(網、ワナ、釣り)
・獲った魚を食べる(粉揚げ・塩)
・石とり(チャート、石英、石灰岩など拾い集めていた)
・たき火
・お絵描き
・工作(木工・羊毛など)
・鬼ごっこ
など
おやつ
・塩きゅうり
・パイナップル
・梅ゼリー(自家製梅シロップで作りました)
・塩分チャージタブレット

遊び始めは空が曇っていたけれど、おかまいなしに川遊びをしはじめる。
水をかけたり流れに体を浮かべたり。水にふれているだけでも気持ちよさそう。

ターザンロープをつかった飛び込み。ロープを上の人に渡すのが難しい。枝や網の柄を駆使してなんとか受け渡そうとする。これもいい遊び。

学生スタッフも飛び込みに挑戦。
キャンプに来る学生は教員・保育士・小児科志望の人や、「福祉に関心がある」「子どもたちとの関わり方を学びたい」など動機はさまざま。子どもたちとの関わりを通して学生が発見することは多い。

寒くてたき火であったまる。そのへんに落ちている流木がいい燃料になる。

ノコギリで木を切るのに挑戦。とても一生懸命。
両断することはできなかったけれど、いつかできる日がくるのが楽しみだね。

羊毛やビーズをつかった工作。針で羊毛をひたすら刺して丸めていた。

釣竿づくりに挑戦。そのへんに落ちている木を竿にする。

ワナにかかった数匹のカワムツを調理する。
ナイフをつかって内臓をとっていく。

揚げたてのカワムツ。
取りそこねた内臓を食べて苦さに顔を歪めたり、当初食べたくないと言っていた頭を気づいたら完食していたり。

立派な遊具もおもちゃもないのにお昼が過ぎても忙しく活動していた。

たき火が消えたら消えたで、楽しく火をおこす。
火とふれあい、適切な扱い方や恐れ方を学んでいく。

終わりのミーティング。
各自やったこと、発見したことを伝え合い、聞き合う。
活動を終えて
活動の終了後、今回スタッフとして参加してくれた学生が「ここに来る子はキツい言葉を使う子が少なくて驚いた」と言っていた。「小学生の妹は頻繁にひどい言葉を使っているのに、一体何が違うんだろう」とのこと。
言われてみれば活動中に人を攻撃するような言葉はほとんど聞かれない。それどころか子ども同士で助け合ったり発見したことを共有したりしている姿が多く見られる。
以前、とある保育士の方が「室内での保育が中心の園ではかみつきやひっかきのケガが多い」と言っていた。きっとそれは単なるスペースの狭さの問題だけではないだろう。外で活動すると声もエネルギーも空や木々にとけてゆき、心の中にもひろびろと風が通るように感じられる。
乱暴な言葉を使ってじゃれあったり人をいじって笑いあったりする楽しさもある。でも、そればかりじゃもったいない。岩から川へと飛び込んだり、友達と魚を追いかけまわしたり、怪我してもへっちゃらと誇らしく思えたり。
いろいろな楽しさをとりいれた遊びをやりつくして、より自由で全人的な存在へと育っていってほしい。
鈴木
近日中のプログラム(ご参加受付中です!)
7/23-24 古民家キャンプ①(空き△/池袋集合解散可)
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